修理事例
当社で実際に対応した診断・修理の内容を、事実ベースで記録しています。
同じ症状でも車種・年式・使用状況によって原因が異なる場合があります。
気になる症状がある場合は、まずはお気軽にご相談ください。
事例 01
トヨタ プリウス(30系・2009年式)
チェックランプ- 症 状
- 走行中にエンジンチェックランプが点灯。走りに異常は感じられなかったが、念のため入庫。
- 診 断
- 診断テスターでエラーコードを読み取り。排気系センサー(O2センサー)に関連するコードが記録されていた。
- 原 因
- 排気ガスの空燃比を測るO2センサーの劣化。センサーの出力値が規定範囲を外れており、ECU(エンジン制御コンピューター)が異常と判定していた。
- 修理内容
- O2センサーを新品に交換。エラーコードをリセット後、試走して異常がないことを確認。
事例 02
ダイハツ タント(L375S・2011年式)
エンジン不調・振動- 症 状
- アイドリング時と低速走行中にエンジンがガタガタと振動する。加速時もスムーズさに欠ける感覚がある。
- 診 断
- 診断テスターで失火(ミスファイア)のエラーコードを確認。特定のシリンダーに集中したコードが記録されていた。
- 原 因
- イグニッションコイルの劣化による失火。火花が正常に飛ばず、燃料が燃えないまま排出されていた状態。
- 修理内容
- イグニッションコイルを全数(3本)一括交換。1本のみ不良でも残りも同様に経年劣化しているため全数交換を推奨。スパークプラグも同時交換。振動が解消されたことを確認。
事例 03
トヨタ アルファード(20系・2012年式)
変速ショック- 症 状
- 発進時や加速中の変速ショックが以前より大きくなった。特に低速域での変速が滑らかでない。
- 診 断
- ATF(オートマチックフルード)の状態を目視確認。黒く変色し焦げ臭いがあり、劣化が顕著だった。走行距離は約9万km、前回交換の記録なし。
- 原 因
- ATFの長期未交換による劣化。粘度の低下と汚染が進んだことで、オートマチックトランスミッション内の油圧制御に影響が出ていた。
- 修理内容
- ATFを全量交換。走行テストで変速ショックが改善されたことを確認して納車。
事例 04
BMW 3シリーズ(E90・2007年式)
オイル漏れ- 症 状
- オイル警告灯が点灯。エンジンルームを開けるとオイルの焦げるような臭いがした。
- 診 断
- エンジンルームを目視点検。エンジン上部のバルブカバー周辺にオイルのにじみを確認。
- 原 因
- バルブカバーガスケット(エンジン上部のシール材)の経年劣化による油漏れ。BMW車で頻繁に見られる事例で、ゴムパッキンが硬化して隙間からオイルが漏れていた。
- 修理内容
- バルブカバーガスケットを新品に交換。エンジンオイルを規定量まで補充。漏れがないことを確認後、納車。
事例 05
メルセデス・ベンツ Cクラス(W204・2010年式)
エアコン不良- 症 状
- エアコンをオンにしても冷風が出ない。送風はされるが、まったく冷えない状態。
- 診 断
- マニホールドゲージ(冷媒圧力計)でシステム内の圧力を測定。低圧・高圧ともに規定値を大きく下回っており、冷媒(エアコンガス)がほぼ抜けていた。蛍光剤を使い漏れ箇所を特定。
- 原 因
- エアコン配管の接続部(Oリング)の劣化によるガス漏れ。経年でゴムが硬化し、シール性が失われていた。
- 修理内容
- 漏れ箇所のOリングを交換。配管内を真空引きし、冷媒(R134a)を規定量充填。冷却性能の回復を確認。
事例 06
スズキ ワゴンR(MH34S・2014年式)
始動不良- 症 状
- 朝のエンジン始動に時間がかかるようになった。かかった後もしばらくアイドリングが不安定で、回転数が安定しない。
- 診 断
- スズキ専用診断機でデータを確認。点火系の波形データに異常があり、スパークプラグを取り外して目視確認すると電極の摩耗が見られた。走行距離は約7万km、スパークプラグ未交換。
- 原 因
- スパークプラグの電極摩耗。電極が消耗して火花が弱くなり、燃料が安定して燃焼しない状態になっていた。
- 修理内容
- スパークプラグ3本を全数交換。始動性が改善し、アイドリングが安定したことを確認。
事例 07
ホンダ フィット(GK3・2013年式)
足回りの異音- 症 状
- 走行中、段差や路面の凹凸を越えるたびに足回りから「コトコト」という音がする。平坦な路面では気にならない。
- 診 断
- リフトアップして足回りを点検。フロント左のスタビリンク(左右の揺れを抑える連結パーツ)を動かすとガタつきがあり、ゴムブーツも破れていた。
- 原 因
- スタビリンク(フロント左)のボールジョイント部の摩耗。ブーツ破損により泥・水が侵入し、摩耗が進行していた。
- 修理内容
- 左右のスタビリンクを両側同時に交換。片側のみの交換では左右バランスが崩れるため、左右セットでの交換を推奨。試走で異音の消滅を確認。
※ 掲載している内容はあくまで一例です。同じ症状でも、車種・年式・使用状況によって原因が異なる場合があります。
※ 修理費用は車種・作業内容によって異なります。当社では診断後に費用をご説明し、ご承認をいただいてから作業を開始しています。